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フィッシュハンター

by 唐草 [2018/02/18]



 モンハンもいよいよやることが無くなってきた。無くなったというより、残ったものが高難度要素ばかりで面倒になってきたというのが正確な表現だ。
 そこで気分を変えるために、いつもとはちょっと異なる要素にチャレンジしてみることにした。
 それが、釣りだ。
 巨大モンスターをボコスカ殴って倒すという野蛮なことばかりしているのに、魚釣りとなると急に繊細になるハンター。釣りだけは、竿と浮きを使って趣味か道楽かといった文明的な振る舞いをする。普段のノリなら自ら水中に飛び込んで、むんずと手づかみで魚を捕っていそうだ。別ゲームなるが『Skyrim』では、魚は手づかみで捕まえるものだった。その経験があるせいで、釣り竿を使う方が不自然に感じてしまう。
 渋々竿を使いながら狙うのは、新大陸の主と呼ばれる光るシーラカンスのような巨大魚。光る○○と言われるとすぐに「RAD汚染」と考えてしまう『Fallout』脳なぼくは、どこまでもBethsda信者である。
 さて、狙う魚がレアな理由は釣るのが難しいからではない。出現しないからだ。
 攻略サイトを覗くと釣れるエリアは2つあると書かれていた。隠れていると現れるとの情報もあったが、待っているよりエリアチェンジしまくって魚の初期配置を変える方が効率的だと書かれていた。その情報を鵜呑みにして、長いロードに耐えること十数回。時間にして1時間。
 まだ、現れなかった。
 もう、今日は魚しか狙ってない。これじゃ、モンスターハンターじゃなくてフィッシュハンターじゃないか。とぼやきながら、まだまだロードを繰り返す。
 それから30分経過したときだった。ようやく光るシーラカンスの魚影が現れた。ここからは早かった。頭の前にそっと仕掛けを浮かべて、ボタン連打で一気に釣り上げる。
 狙い始めてからゲットするまで1時間半。長くても30分程度で終わるモンスターの狩猟よりずっと大変だった。