カレンダー

2015/05
     
      

広告

Twitter

記事検索

ランダムボタン

泣きっ面に蜂

by 唐草 [2015/05/27]



 朝、出勤のために自転車に乗ろうとしたら妙な音がした。ゴムが擦れるような不穏な音だ。イヤな予感がする。
 音の出所だと思われる後輪を見てみたら、ペチャンコに潰れていた。完全にパンクしている。
 なんてこった。これじゃあ駅まで向かえない。
 大ピンチ。
 けれどぼくは慌てない。なにせ自転車は1台だけではないのだから。愛用のマウンテンバイクはパンク中だけれども、細身のクロスバイクが控えにいる。今朝はクロスバイクで出勤だ。こうして事なきを得た。
 帰宅してからパンクしたタイヤを点検したら、大きなホチキスの針のようなものが刺さっていた。紙なら50枚ぐらい貫けそうな大きさだ。きっと事務用ではなく、木材とかを止めるためのホチキスだろう。こんな大きな針だと丈夫なマウンテンバイクのタイヤでも一突きだ。
 それにしても、ここのところ自転車のトラブルが相次いでいる。5月の上旬にスローパンクチャーの可能性があると書いた。よく調べてみたら針金の破片が突き刺さっていた。その後、チェーン破断が起きた。チェーンを交換したらギアの摩耗が顕在化して交換が不可避な状況が判明した。
 週末にでも再度自転車屋に行こうかと思っていた矢先に今月2度目のパンク。
 本当にこれでもかと言わんばかりにトラブルが続いている。実は、後輪のタイヤが溝が消えるほどに摩耗してしまったのでタイヤ交換も控えている。タイヤ交換やパンク修理は自前でできるが、チェーンやらギアの交換はぼくのスキルではできない。また、交換するパーツの代金だけでもバカにならない。チェーン、スプロケット、タイヤのお値段をあわせたら海外製の安いママチャリを買ってもおつりが来る計算だ。
 自転車が趣味とはいえ、こうもトラブルが重なるとかなり凹む。こんな時は気分転換にサイクリングに行くのが一番なのだが、愛車の復旧めどはまったく立っていない。