by 唐草 [2015/04/25]
前から何度も書いているようにぼくはお酒に弱い。アルコールそのものに強くないし、お酒の種類によっても酔い方が変わる。それに加えて味の好き嫌いもある。実際に飲んでみるまでどのお酒が飲めるかは予想も付かない。
別に飲めなくても不便はしていないのだけれども、もし飲める物が増えるのなら嬉しい。自分の知らないおいしさがあるなら体験してみたいという素直な好奇心がある。
ここのところウイスキーが飲めるのかが気になっていた。
ウイスキーは、アルコールの強いお酒だからストレートで飲んだらまずダウンすることだろう。きっとガンガンに頭が痛くなる。最低でも水割りにしないと悲惨なことになるのは目に見えている。試しに飲んでみたいのだけれども、自宅で試飲するために1瓶買ってダメだったら悲惨だ。外で飲めば1杯だけ飲めるかもしれないが、一口だけ飲んで全残しとかになるとなんだかもったいない気もする。それに「水割り下さい」とか言っておきながら残すのはなんだかカッコ悪い。
とか思っていたので、飲む機会があっても飲めないでいた。
ふと、あることを思いだした。
ハイボールってウイスキーのソーダ割りらしい。
ウイスキーを試しに飲むならハイボールがベストな方法では無かろうか?
という訳でここのところハイボールを飲む機会をうかがっていた。そのチャンスがようやく訪れた。
一口飲んですぐに確信した。
ぼくは、この味苦手だ。
苦いお酒は本当に苦手。ビールの苦みもダメだが、ウイスキーの煙ったような香りもぼくの舌だと苦みに分類される。柑橘風味に期待を託しレモンを搾ってみたがダメだった。
とは言え、一口で諦めるのも悔しかったのでチビチビ無理して飲んでみた。すると見事に真っ赤になってしまった。久しぶりに頭も痛い。
完璧に体質に合わないようだ…。残念。ウイスキーボンボンで我慢しよう。