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缶バッジが届く

by 唐草 [2015/01/29]



 注文していた缶バッジがようやく届いた。実は、昨日届いていたのだが、帰ってくるのが遅くてじっくりと眺めるヒマがなかった。
 3つの図案をそれぞれ最小ロットの20個で発注した。つまり合計60個もの缶バッジが届いたのだ。ずっしりと重いし、圧倒的な物量に気圧される感じがする。60個どころじゃなく、もっと多くありそうな感じさえする。
 今回利用した缶バッジ製作会社に注文を出したのは、これで2回目。1回目は仕上がりのクオリティーやバッジの巻きしろの処理などに不安があった。そんな不安も2度目なのでほとんど無かった。ほぼ想定通りのバッジが手元に届いた。
 想定通りと言えば想定通りなのだが、ちょっと残念に感じていることもある。
 ビットマップ納品したバッジが、当然のことながら印刷精度が低かった。これは、誰が悪いわけでもない。そういうものだからしかたがないのだけれども、ベクター画像納品したものの仕上がりと見比べるとどうしても劣ってしまう。
 通常印刷物は、拡大縮小しても平気なベクター画像で作成することが望ましいとされている。ビットマップ画像だと超高解像度の画像を用意しないと印刷には対応出来ない。どうしてもドットが見えてしまう。
 ぼくが用意した3つの画像の内2つは、イラストレーターで作成したベクター画像だった。これは印刷用に最適化もしてあるので、完璧に出力されていた。ビットマップ納品したのは1個だけ。どうしてベクター画像を作れる環境があるのにビットマップ納品したのか?
 それは、ぼくに複雑なベクター画像を作るのに十分なスキルと気力が無かったからだ。
 元絵をビットマップで準備していたのでそれをベクター画像で作り直すことができなかった。フォトショップでエフェクトをかけまくっていたこともあって、パスだけで再構成するのはかなりのスキルと気力が必要になる。
 その結果、予想通りの結果となった。
 もちろん見るに堪えないレベルという訳ではない。十分にキレイに印刷されている。でも、それは出版物の写真と家庭用プリンターで出力した写真を比べているような歴然とした差がある。もっとキレイになる伸びしろがあることを知っているから、少しだけ満足できない。仕上がりに満足できないと言うより、十分な素材を準備するスキルのない自分に満足できていない。