by 唐草 [2016/11/05]
タダでマンガを読める機会が増えている。もちろん合法的な手段での話だ。違法アップされたZIPファイルの自慢をしようというわけではない。
集英社の『ジャンプ+』アプリのような公式の無償マンガ配布アプリもあるし、Googleのブックストアのお試しで1巻だけタダで読めたりもする。キャンペーンなどを上手く利用すれば、毎日けっこうな量のマンガをタダで読むことができる。
そのことに気がついて以来、あの手この手でマンガをタダで読んでいる。ここのところは『ジャンプ+』が大盤振る舞いをしているので簡単に、そして大量にマンガをタダで読むことができている。とは言え、全巻読めるわけではない。100話とか1巻までというような数字のキリのいいところまでしか読めない。
こんなに大盤振る舞いしていて、出版社は利益を上げることができるのだろうか?
広告宣伝費と割り切って一部を無料で配布しているのだろう。読んだ人の内、何割ぐらいが購入に至っているのだろうか?ぼくも色々読んではいるが、購入まで至ったマンガは、残念ながら1冊もない(迷っているのはある)。
タダだから読んでいるというのが、本音だ。作者には申し訳ないが、もし有料だったら絶対に読んでいない。作品が読みたいから読んでいるというよりは、暇つぶしのためにタダで読めるものを読んでいるに過ぎない。
この「タダだから読んでいる」って発想は、違法アップのマンガを読んでいる人間と同じ。うーん、購入以外でなにか作者に貢献できることは無いだろうか。