by 唐草 [2016/11/06]
今日は、マグロマートにマグロを食べに行った。これで3回目だ。2ヶ月に1回ぐらいのペースとなる。やっぱり、マグロはうまい。
贅沢にも刺身を炙ってみたり、名物の背骨に残った中落ちをスプーンでほじったりとマグロマートならではの楽しみ方をしてきた。
グルメリポートをするつもりはないので、メニューに関する話はここまで。気になる方は、直接お店へ行って欲しい。
店を出たのは、午後8時。開始が早かったので、店を出るのも早くなってしまった。まだまだ宵の口である。
今日集まったのは、ぼくを含めて4人。ただ、ぼく以外の3人は東京の東の方に住んでいる。ぼくが住む多摩の秘境とは異なる23区内。正真正銘の東京と呼ぶに相応しいエリアの方々だ。
その人たちからすると、マグロマートのある中野は寒いらしい。店を出た後、口々に寒いと言っていた。
なんてこった、今日はむしろ暖かい夜だと思っていたのに。
JR中央線で23区内から西の多摩に向かって走ると要所要所に温度の壁がある。冬場のみに存在する温度の壁だ。まずは新宿。ここを越えると気温が1℃下がる。次に三鷹。ここで、さらに2℃下がる。そして最後が立川。立川駅を出て多摩川を渡ると、また2℃ぐらい寒くなる。
ぼく以外の皆さんは、新宿の壁の向こう側の暖かいエリアに住んでいる。だから、1℃ぐらい気温が低い中野が寒く感じるのだろう。一方、ぼくは多摩川のさらに奥にある山の上の大学に勤めている。気温の壁の一番奥だ。中野より4℃ぐらい低い場所。そこからしたら、中野なんて温帯気候のようにすら感じられる。
行政区分では、多摩も23区内も同じ東京。でも、冬場になると気候がだいぶ違ってくる。2℃から4℃低くて当然というのが事実だ。体感温度の差に都会人と多摩原人の差が如実に表れているのである。