by 唐草 [2014/05/03]
ゲーム三昧の日々が続いている。起きると同時にコントローラーを握りログイン。せっせとレベルあげに励む。そのまま夜までゲームを続けられれば、本物の廃人かもしれない。
だが、わずかばかり残るぼくの良心が、陽気もいいんだし自転車でも乗ってきたら?と囁いてくる。一応それに従い5月の陽を浴びることもあった。とは言え、浴びた光の大半はモニターが発する光だった。
そんな生活を連休前半から続けてきたのだが、ついに異変が出てきてしまった。
手にイヤな痛みが走るようになってきてしまった。
普通にしている限り痛みはない。どこかにぶつけた痛い記憶もないし、目に見えるアザや腫れも無い。
だが、コントローラーを握ると親指の付け根が痛むのだ。悲しいかな、痛みはそれだけじゃない。アナログスティックを操作しようとすると、親指の腹も痛い。
どうやら連日連夜のヘビープレイのダメージが蓄積して、軽い炎症を起こしてしまったようだ。親指は悲鳴をあげている。もうボタンを押したくはないと。
だがぼくは、その悲鳴に耳を傾けるつもりはない。