by 唐草 [2014/10/03]
Googleのポイント消化のために購入したスマホ版DQ4。
ベースとなっているのは、PS版DQ4のようだ。荒々しいポリゴンと平面を巧みに駆使した画面に3Dゲーム初期の苦労と工夫が見て取れる。もうPSのゲームなんてレトロゲームの世代なんだろうなぁ。時代の流れは速いものだ。
スマホ版のDQ4は、当然ながらスマホのタッチ画面用に様々な変更が成されている。画面上には仮想のスライドパッドが表示されているし、メニューなんかはタッチで選択できるようになっている。
ちょっと遊んで確信した。
ハッキリ言って操作しにくい。
このスマホ対応の変更自体は、悪くないものだと思う。でも、いかんせんベースのゲームがコントローラーのために設計されているので、どうしてもうまくいかない部分が出てきてしまう。
顕著なのがキャラクターをコントロールする仮想パッド。
方向キープラス決定ボタンの役割を果たしているので、指一本で操作ができる。その点は優れている。でも、移動をしようと思って決定ボタンを押してしまうこともあるし、その逆に決定を押そうと思って移動してしまうことがある。
その結果、同じ人に何度も話しかけたり、話そうと思っている人になかなか話しかけられないという事態が発生してしまう。
些細なことだが、これが地味にイラッと来る。
電車の中での暇つぶし用にと買ったものだが、揺れる車内でこのストレスフルなゲームパッドを操作するのはなかなかの苦痛になってしまうかもしれない。慣れれば良いのかもしれないが、コントローラーで快適に遊べていた経験があるので、なかなか慣れない。スマホ向けゲームコントローラー市場が密かに盛り上がりを見せている理由が理解出来た気がする。