by 唐草 [2017/01/02]
昨年の暮れに「秋葉原を舞台にしたアニメを見た」というようなことを書いた。
たぶん候補となる作品は、たくさんあることだろう。アニメは守備範囲外なので、ぼくが知らない作品が山のようにあることだろう。以前の仕事の関係で、アニメやラノベなどが原作のゲームには詳しい。とは言え、すべてを網羅している訳ではない。
ぼくが見ていたのは、『Steins;Gate』。これも原作はゲームだったはず。
久々にドはまりした。ぼくが、タイムトラベルものが好きだというのもあるが、とんでも科学がでてくるところも含めてしっかりしたSFだったし、陰謀論好きの琴線にも触れた気がする。ネットスラングと厨二病な言葉が飛び交う様も嫌いじゃない。
何よりも、2転3転するシナリオも秀逸だったし、最後に待ち受けていた大どんでん返しが素晴らしかった。『Steins;Gate』の評判として「記憶を消してもう一度見たい」という感想を何度かみかけたことがあったが、どうしてそんな感想が出るのかよく分かった。
アニメ版はハッピーエンドで終わっている。これって、ゲームで言うところのトゥルーエンドと言うところだろう。
じゃあ、バッドエンドってどんな展開なんだろう?
原作がノベルゲームなので、いくつかのバッドエンドがあるに違いない。そっちの展開も見てみたい。
よし、ゲームを買ってやろうじゃないか。
古いゲームだし、中古で買えばかなり安く買えそうだ。でも、すぐ欲しい。それに寒いから買いに行きたくない。
ぼくの中で、物欲と怠惰さがせめぎ合う。ぼくが周囲から物欲が少ないように見られているのは、常に怠惰さが勝って購入まで至らないからだ。Amazonでワンクリック購入できるもの以外は、買うことすらできないのだ。通販でクレジットカードの番号を入力するのさえ面倒。
はまっているが、ゲーム購入まで至らずに終わるのか…。バッドエンドを見たいというモチベーションだけでは、ぼくは動けないのか。
待てよ、今PS Storeに6000+αのポイントがチャージされている。これを使えば、DL版を今この瞬間に入手できるではないか。
『Skyrim』を買うはずだったけど買えなかったPSポイントは、『Steins;Gate』へと化けた。これが、シュタインズゲートの選択なのか。