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クイズの時間です

by 唐草 [2012/03/13]



 唐突にクイズから始めよう。この日記風ブログを書く上で一番大変なことは何だと思いますか?シンキングタイムは30秒。さあ、考えてみよう。
 一昔前のクイズ番組のようなノリになってしまったが、みなさんはどんな答を想像しましたか?
 「読者からのコメントどころかGoogleボット以外のアクセス履歴すら無いのに更新を継続する気持ちを維持すること!」と言われると一瞬我に返り、目頭に熱いものがこみ上げて来そうになる。だが心配は無用だ。閑古鳥が鳴く環境を平然と乗り越える精神力は、日の目を見なかったゲーム達が鍛えてくれた。人目に触れなかったゲーム達もぼくの血と肉になっている。
 話の脱線はここまでにして、クイズの答を書こう。正解はネタを見つけること。800字程度の文章を書き上げるのは20分もあれば十分だが、ネタ出しは1時間あっても収穫がないこともある。本当にネタを見つけることには手を焼いている。
 このブログが一貫性のあるテーマを扱うものだったらここまで苦労はしないのかもしれない。例えば政治に対して意見するブログであれば、自分の意見の論拠になるデータを探すのには時間がかかるかもしれないが、限られた範囲からネタを探すことになるので見つけやすそうに思える。もっともそんなブログを書く気なんて毛頭無いが…。
 ところが、ここには一貫したテーマなんてありはしない。強いて言えば、ぼくの目に映った世界を記録することがテーマ。
 仮に、ぼくがアクティブに動き回り、多くの人と語り合う人間だったら、ネタの方から転がり込んでくる状況かもしれない。あぁ、どのネタを書こう?そんな迷いには憧れるが、薄暗い部屋の隅で壁の模様を見ているのが好きなぼくにはそんなアクティブな日々を送る体力も気力もない。
 それなのに、どうして苦労してまで疑似日刊を続けているのか?これには明確な答がある。おもしろいことを探す好奇心を忘れないためだ。たぶんここに文章を書くことを継続していなかったら、ぼくの目は死んだ魚のようになっているだろうし、脳は腐って耳から流れ出ていたことだろう。なお文章力の向上を期待していた時期もあったけれど、それは諦めました。