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06:09の謎

by 唐草 [2012/03/28]



 携帯を時計の代わりに使うという話をよく聞く。ぼくもそうだ。部屋の時計は年単位で電池が切れたまま放置してある。ただ、電話やらメールの着信音で起きるのは好きではないので、携帯電話を枕元に置いているわけではない。最近ぼくが時計代わりに利用しているのは、PS Vita。起動させるとスマートフォンのように大きく時刻を表示してくれる。時計機能なんてPS Vitaの中ではカウントされないぐらいの基本機能。だが、そういう基本的な機能ほど役に立つものだ。
 ただ、この時計に関して気になることがある。
 朝一番に時刻を確認すると、それが午前9時だろう寝坊して午後1時であろうと一瞬だけ06:09を示すのだ。必ず06:09という訳ではないが、いずれにせよ誤差は2分程度。なぜか早朝6時を指してぼくの目覚めを待っている。
 PS Vitaの時計は、起動後0.3秒ぐらい経ってから正しい時刻が表示される。通常はスリープに入れた時刻がわずかに表示され、その後現在時刻が表示される。夜更かしが大好きなぼくだが、流石に平日の午前6時までゲームで遊んでいるような暴挙は少ない(オフラインゲームの場合)。表示の仕様とぼくのライフスタイルを考慮すると、枕元に置かれたPS Vitaは午前6時頃にひとりでに起動していたことになる。
 いったい何をしているのだろう?
 アップデートのチェックなどをしているのではないかとも疑ってみた。でも、そんな確認はユーザが自発的に起動させてネットに繋がったときに行えばすむことだ。それに日本中のPS Vitaが、午前6時になると一斉に更新確認を行うというのも妙な話だ。一人一人の通信量は少なくても何十万台ものPS Vitaが一斉にアクセスを行えば大きな負荷になる。それに更新の確認なんて毎日行う必要があるとも思えない。
 一体PS Vitaは、何をしているのだろう。自分のあずかり知れぬところでコンピュータが勝手に稼働しているというのは少し気持ちが悪い。秘密裏に何らかの通信やら処理を行いたいのなら、もっと目立たないようにうまく行ってほしいものだ。