by 唐草 [2012/03/20]
先週当選通知のメールが届いたものの、正直言って半信半疑だった。フィッシング詐欺を疑ったり、知人のいたずらを疑ってもいた。でも、ついに現物が届いて心から信じることができた。
国民的RPG最新作のβテストに当選しました。
これでしばらくは、βの内容報告を日記のネタにできる。ネタ探しの苦悩から解放されると同時に自分だけの特権を見せびらかすことができる。どうだ、羨ましいだろう!とほくそ笑んでいたのだがダメだった。βの利用規約を精読したらゲームの内容を公開することが禁じられていた。
なんということだ!格好のネタがあるのに何も書けないのか…。まるでお腹が空いているのにガラスケースの中のご馳走を眺めさせられているような気分だ。残念すぎる。と言うわけで、βのレポートはお預けです。
さて、ぼくが家庭用ゲーム機向けのオンラインゲームのクローズドβテストに当選するのはこれで3度目。βテストへの参加は、誰よりも早くゲームを体験したいからという理由が一番だ。次がタダで遊べる点。βテスターとしてはいささか不純な動機かもしれないが、毎度βの特権を堪能させてもらっている。
もちろん、βテスターとしての使命もちゃんと果たしている。正しいルールから外れたプレーをしても問題が起きないかを検証するのだ。正式サービス開始後にこんなことをしたらアカウントを剥奪されてしまうだろうというようなことを考え、積極的に実践している。ただ、こういうことをするとβの中でも意外と風当たりが強い。
某オンラインRPGのβでは、町中で広範囲チャットを使ってオークションを開催したことがある。大人数が集まってもチャットが通るか、ラグは発生しないのかを検証するために叫び続けた。集めたレアものを破格で出したこともありオークションは賑わった。でも、趣旨を理解して貰えず「うるさい」「黙れ」と罵られたりもした。
また某オンラインシューティングでは、友軍誤射の処理を確認するため最弱装備で仲間を背後から撃っていた。これは趣旨を説明していなかったこともあり、ちょっとしたいざこざになりかけ回線を抜いた苦い記憶がある。
βを普通のゲームだと思って楽しむのとテストだと割り切って色々試すのでは、どちらが開発側の利益になるのかな?それを考えてこそのβテストだろう。
今回も、テスター専用フォーラムで名指しされるレベルで暴れるつもりです。よろしくね!