by 唐草 [2012/07/03]
もしもカラクサラボがRPGを作ったらという前回の妄想記事からの続き
少し間が空いたが、ゲームオーバーについてもう少し考えてみたい。
FF式の「全滅=リセット方式」は、負ければすべての努力が無に帰する。胃に穴が空きそうなほどシビアなルールだ。
ドラクエ式の「全滅後も継続方式」だと頑張って貯めた経験値はキープできる。が、戦闘で消費したアイテムが返ってこないので行き詰まる可能性がある。
どちらも一長一短なゲームオーバーペナルティーだ。
それでもどちらかを選べと言われたらぼくはFF式を採用すると思う。やはり負けた上に究極の消費アイテム(FFならラストエリクサー、DQなら世界樹のしずく)も消えるというのは、重すぎるペナルティーだと思う。
実際のところドラクエでアイテムを消費したのに負けた場合、ぼくは自分でリセットを押している。これは事実上のFFスタイルだ。
ただ、ぼくがRPGを作るなら最終セーブまで戻されるほどシビアなリセットにはしたくない。何度も負けながら戦略を洗練させていくようなスタイルを楽しんでもらいたい。
では、どこまで戻すべきか?そのサジ加減が実に難しい。
戦闘開始直前に戻すのでは緊張感に欠ける。ダンジョンだったらそのフロアに足を踏み入れた時点に戻すというのが有効かもしれない。でも、フィールドマップだったら?という疑問も残る。また、戦闘を終えるごとに中間セーブの感覚で階段を上下されても困ってしまう。
結局のところ、親切にもボス部屋の前にセーブポイントを設置してリセット方式を採用するというのが、もっとも妥当な方法なのかもしれないなぁ。
でも、なんか釈然としない。もっと別のアプローチは無いだろうか?もう少し考えてみたい。