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お急ぎ便の誘惑

by 唐草 [2012/07/13]



 Amazonから一通のメールが届いた。「お急ぎ便」に関する案内だ。そこに書かれていた内容は、ぼくがここ最近Amazonに対して抱いていた疑念に答えるものだった。
 要約するとこんな内容になる。
 「8/2発売のDQXだけど、通常便だと最速でも8/3の配達だよ。でも、『お急ぎ便』を使えば当日に届けるよ。」
 かねてからぼくはAmazonの発送に疑問を抱いたいた。『アマゾンプライム』や『お急ぎ便』のサービスが始まって以来、発売日の遙か前に予約をしても発売日に物が届かなくなったのだ。先日の『P4G』も到着が一日遅れだった。つまり、『アマゾンプライム』や『お急ぎ便』のサービス範囲は、即日配送だけでなく予約にも適応されているのではないか?そんな疑いを抱いていた。
 今日届いたメールで、その疑問は解決した。明らかに『アマゾンプライム』や『お急ぎ便』は優遇されている。その事実をAmazon自身が認めたのだ。
 『お急ぎ便』のサービス価格は、350円。高い額ではない。とは言え、たった1日のために350円出費する価値はあるのだろうか?
 指折り数えて楽しみにしている新作ゲームの発売日。ある人は1秒でも早く手に入れようと朝から店に並ぶ。またある人は、発売日を堪能しようと有給を取得したりする。ぼくは、そこまでの根性がないのでAmazonを利用している。でも、ぼくもみなと同じように発売日に胸を躍らせている。Amazonの商品追跡で確認した荷物の状態から到着時間を想像しては、家の前を通るトラックの音に一喜一憂している。
 先日の『P4G』の時は、そんなワクワク状態で丸一日を過ごし無駄に精神力をすり減らしてしまった。
 350円払えば、商品の到達を待つのに振り回されることもない。
 Amazonでは、通常版のDQXが発売日から1200円ぐらい割り引かれている。『お急ぎ便』を利用しても850円安い。店舗へ出向いて買うよりもまだ安い。『お急ぎ便』を利用しない理由がどこにあるだろうか?
 抗う術もなく、今日もAmazonの巧みな術中に絡め取られている。