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フレンチプレス

by 唐草 [2012/07/19]



 別に喫茶店を開こうとか思っているわけではない。ただ家でも美味しいコーヒーを飲みたいだけ。たったそれだけの単純なことを実現したいだけなのだが…。うむむ、コーヒーの世界は深淵だ。なかなか思い通りにコーヒーを淹れることができない。
 豆ごとの味は何となく分かってきた気がする。前にも書いたとおり、ぼくの好みは南米産の豆。細かい話をし出すとローストの具合だとか、農園の話まで出てきてしまうが、とりあえずいつも豆を買っている店のコロンビア豆が今のお気に入り。
 でも、味が安定しない。濃くはいるときもあれば、薄いときもある。香りがたっている日もあれば、鼻が詰まっているのかと思ってしまう日もある。原因は、ぼくのドリップスキルが安定していないからだろう。お湯の注ぎ方が悪くて蒸らしに失敗してしまうことが多いのかもしれない。
 また、最近はアイスコーヒー用に濃く淹れようという努力を続けている。でも、苦みが強くなるばかりで、良い具合に濃くなってくれない。ちょっとペーパードリップの技量に自信をなくしつつある。
 そこで目を付けたのは、フレンチプレスで淹れる方法だ。
 お湯を入れて待つだけの、フレンチプレスなら味が安定するかもしれない。さっそくネットで色々調べてみた。
 ネットの意見を読むとフレンチプレスを使用した方が「油分」の多いコーヒーを淹れることができるそうだ。ぼくは、油分の濃いコーヒーが好き。これは、ぼく好みの抽出方法なのかもしれない。ところが、いくつかの情報に目を通していくとペーパードリップの方がより美味しいとの意見が大勢を占めているように感じられた。
 確かに、ペーパードリップの方が自分の技量で味を調整できるので自分にとっての理想のコーヒーを淹れやすいという意見には頷ける。でも、フレンチプレス派が主張するペーパーに過剰に濾過されない味というのにも興味がある。
 「ペーパードリップ vs. フレンチプレス」果たして真の勝者はどちらなのだろう?やっぱり自分で試すしかなさそうだ。