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プラチナトロフィー

by 唐草 [2015/03/26]



 ぼくは、ゲームの実績機能に肯定的な意見を持っている。遊び方を強制するという意見もあるが、それよりも他のことを試す良い機会になると考えている。
 だから、多くのゲームで多くのトロフィーを取得しようと悪戦苦闘している。わざと負けるようなトロフィーだと少しテンションが下がることもあるが、めげずに一個でも多くのトロフィーを取得しようと躍起になっている。
 とは言え、1つのゲームのすべてのトロフィーを取得するのは楽なことではない。多くの場合、漫然とプレーしているだけでは達成できないような高難度の実績が用意されているからだ。
 例えば、グランツーリスモ5。このゲームは、妙に難しいトロフィーが多かった記憶がある。全ステージを最高評価でクリアとか、R-35 GTRでニュルブルクリンク北コースを公式タイム以上で走破とか実力に加えてハンドルコントローラーさえも必要そうなトロフィーがあった。残念ながら、ぼくはトロフィーコンプリートはできなかった。80%ぐらいで止まっている。
 他のゲームもだいたい同じような感じだ。
 実績コンプリートを目指して頑張るも、全アイテム入手とかカンストスコアをたたき出すというようなトロフィーは取れずじまいになっている。ぼくの中では、いつの間にか80%達成できればOKというような自分ルールが形成されていた。トロフィーコンプリートを意味するプラチナトロフィーなんて、ぼくにとっては幻の存在とも言えた。
 だが、そんなぼくもついにプラチナトロフィーを手にすることになった。
 初のプラチナトロフィーは、ドラゴンクエストヒーローズだった。
 このゲームはライト層向けのゲームらしく、トロフィーの取得条件もライトなものが多かった。
 頑張ればどうにか取れそうに思える絶妙な設定は、良い具合にやる気を引き起こしてくれた。ボスも基準タイムを満たせなくてもOKという緩さ。裏ボスが強かったが、レベルを上げればゴリ押しでもどうにかなったし、アイテムコンプリートも易しい設定。確率依存のドロップアイテムを小さなメダルで交換できたりと手厚い保護があった。
 100%の死力を尽くしてプラチナトロフィーを取得したって印象はないが、一通りまんべんなくゲームを遊び尽くせた感じはある。どのゲームもこれぐらい簡単にプラチナトロフィーが取れれば楽なんだけどなぁ。それだと満足できない人もいるんだろうなぁ。