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涼しいと思ったが

by 唐草 [2015/08/08]



 なんだか今日は涼しいな。昼食を食べ終わったぐらいにそう感じた。いつもだったらクーラーの効いた部屋に避難している時間だ。でも、今日は窓を開けているだけ。扇風機すら動いていない(サーバ室の扇風機は絶賛稼働中)。
 ようやくアホみたいに暑い日も終わったか。夏は暑いものだけれども、35℃を軽く超えるような日が続くほど暑くはない。ぼくが小学生だった頃の夏は、ここまでクーラーの稼働率は高くなかった。そう、記憶の中の幼き日の夏休みは、まさに今日のような陽気だった。健康的な暑さとでも言ったところだ。
 久しぶりに30℃を下回るかもしれない。この涼しさならきっとそうだろう。猛暑日どころか真夏日からも解放される。夜も熱帯夜にならないだろう。そう思うだけで、ぐっと涼しいようにさえ思えてくる。
 実際のところ、今の室温は何度ぐらいなのだろうか?部屋に置いてある温度計を見る。
 あれ?
 自分の目が信じられないので、もう一度温度計を見つめ直す。
 何度見ても温度計の針は31℃を差している。
 31℃で涼しく感じるってどういうことだ?30℃を超えているなんて、どう考えても暑いはずだ。でも、ぼくは半袖半ズボンで快適な気温だと感じている。
 どうやら連日の猛暑日で感覚がおかしくなっていたようだ。暑さに慣れすぎてしまったのだろう。31℃で涼しいと思えるのは悪くないのかもしれないが、そう思えてしまう環境で暮らしていることがイヤになる。
 厳密には湿度の問題とか色々あるのだろうけれど、31℃はどう考えても暑いと感じるべき気温だろう。