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どんな経験でも

by 唐草 [2016/06/06]



 どんな経験でも、チャンスさえ逃さなければ十分に活かすことができる。それを身を持って感じている。
 今日、活かすことができたと実感した体験は、昨年のコミケ参加の体験だ。
 いわゆる同人活動というヤツが、別の場所で活かせるとは。それも、チャンスが大学の授業でやってくるとは…。ぼく自身も驚きだ。
 オタクな学生の多い学部で、コミケの混雑関連のことをテーマに発表を行ったグループが1つだけあった。まぁ、そのテーマを推した時点でぼくの授業コントロールに疑問を感じた学生もいたかもしれない。
 ニュースなどを見ていれば、コミケが恐ろしく混んでいるということを知ることはできる。でも、現場に行かないとオタクが1日で10万人以上集まるというのがどういうことなのかを知ることはできない。ましてや、サークルチケットなる免罪符を持っていれば長蛇の列を回避してすんなりと会場入りできるということの優位性は、サークル参加側でしか体験できないこと。
 たった一回ではあるけれど、現場を見て、参加をしているから分かることってやっぱりあると思う。学生の発表が、机上の空論なのかそれとも現場を見たものなのか迷いもなく判断することができた。
 もっとも、妙に突っ込んだ講評のせいで学生たちに「あの先生、オタクにまちがいない!」と確信されてしまったことだろう…。