by 唐草 [2015/07/02]
不用意な発言から今年の夏コミへの出品および販売側での参加が決まってしまったので、ぼちぼちと準備を始めている。
ぼくの参加するサークルの主催は、この手のイベントに慣れている人らしい。地元で良く活動しているらしく経験豊富とのこと。イベントの規模が大きいことに加え、東京に出てくるという覚悟も相まってやる気に満ちあふれている感じがヒシヒシと伝わってくる。
ぼくは、どうも過剰にやる気を発揮するタイプの人間が苦手。正確には、準備途中からやる気を外に発露する人が苦手。同等のモチベーションを求められているように思えて気後れしてしまう。熱意を持って当日を迎えるのは構わないが、当日まで黙っていて欲しい。
さて、全コミケ参加者の中でも下から6番目ぐらいにやる気がなさそうに見えるぼくだけれども一応準備は進めている。売れる売れないよりも会計明朗にことを進めたいと願っている。
その一環として100円玉貯金を開始した。
これは、販売時のおつり受け渡しを円滑に進めるための準備というのが一番の目的。あと共同出店なので、誰がいくら出したかをしっかり管理したいという狙いもある。赤字になるより数百円を巡って禍根を残す方が避けたい事態だ。おつり用としてあらかじめ決まった額を用意しておけば、無用な混乱を避けることができるだろう。
早速、家にある100円玉を掻き集めてみた。家族に両替をしてもらったり、貯金箱のような扱いになっていた箱をひっくり返したり、あえて100円玉のおつりがもらえるようにレジで画策して100円玉を積極的に集めた。その額、5000円。ずっしりと重い。こんなにまとまった量の100円玉を見るのは、小学生の頃にお小遣いを集めて1500円ぐらいのプラモデルを買いに行ったとき以来かもしれない。
50枚の100円玉をジップロックに入れる。
袋に収まった100円玉は、想像以上に少なく見えた。こんなものなのか…。