by 唐草 [2016/10/16]
今日は、パクチーを大量に食べるためにタイ料理の店を訪れた。
プミポン国王が亡くなったことを受けて自粛ムードになっていたら残念だなぁと政治的な心配をしていたのだが杞憂だった。お店は、東南アジアらしい強い日射しに負けない濃い色に彩られたままだった。店員は皆日本人のようなので、国王が亡くなった知らせなどどこ吹く風といった具合だ。
いつものパクチー好きメンバーで集まっているので、当然のようにどんぶり一杯山盛りの追加パクチーを頼む。無論、頼むメニューもほとんどがパクチー入り。ノーマルなパクチー量では満足できないので、各々追加パクチーを載せてモリモリ食べていく。肌が緑色に染まるのではないかと思うほどの勢いでパクチーを食べていく。
ぼくらの席と他の客の席では大きく異なる点があった。
それはパクチーの減り方だ。
追加パクチーはその店の名物なので頼んでいる人は多い。しかし、完食できているグループはほとんど無い。多くのテーブルでパクチーが余ったままになっていて、ドギーバッグ的なお持ち帰りコースとなっていた。
ぼくらのテーブルの上のパクチーは、初めから追加パクチーなど無かったかのようにキレイサッパリ消費された。別途パクチーサラダとパクチー生春巻きを頼んでいるのに追加パクチーが完全に消える。脅威のパクチー消費速度だっただろう。
屋台風の店作りなので椅子が堅かった点はマイナスポイントだったが、大量にパクチーを満喫することができた。この店もパクチー難民のオアシスだな。