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50億ドルぐらいあったらやりたいこと

by 唐草 [2014/02/18]



 今日は、大胆に話を進めていきたい。
 今までも宝くじが当たったらというような妄想記事を何度か書いてきた。でも、今日はそんなちっぽけな話ではない。
 3億円?5億円?
 そんなカスみたいな少額の話ではない。
 50億だ。
 それも円じゃなくてドルだ。当然の米ドル。香港ドルでもジンバブエドルでもない。正真正銘のFRB発行のドル。日本円にすれば、5000億円ぐらいになるだろう。
 これぐらいの大きな額がまとまってあったらやってみたいことがある。というか、これだけあればできないことを数えた方が早そうだ。
 企業買収から宇宙旅行、人道活動までなにをやっても名を残せるだろう。
 だが、ぼくはあくまで個人の楽しみのためにこれぐらいの大きなお金を費やしてみたいという妄想に駆られている。
 それもかなりシンプルな願いだ。
 世界中の著名な映画監督を20人ぐらい集めて、それぞれに同じ映画のリメイクを作って欲しいという依頼を1億ドルで打診してみたいのだ。
 そして、出来上がったものをコンペして世界一の映画監督を決めてみたい。言わば、映画監督版の天下一武道会とでも言ったところ。
 1本の映画で勝敗を決めるのは面白くない。できればジャンルの異なる2本を撮ってもらいたい。SFとラブコメとか方向性の異なるものほど良いだろう。
 また、評価は密室で決めたくはない。
 すべてを無料で流して一般の人々に評価してもらいたいのだが、40本を見るのは大変だ。世界中の評論家を数十人呼んで予選を行った方が良いだろう。
 そういう巨大なコンペをやってみたい。きっと少なくとも50億ドルぐらい必要なはずだ。
 なにも利益を追い求める資本主義が映画芸術を制約してるとかそういうことを白日の元に曝したいわけではない。
 クリストファー・ノーランがバックトゥザフューチャーを撮ったらどうなるんだろうねって話の延長線上のお話です。