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絡まるのは

by 唐草 [2016/02/22]



 今、ぼくがドラクエビルダーズで作ろうとしているのは、巻く方向が異なる2つの二重螺旋が交差するタワーだ。
 螺旋の一周の高さを高くすれば、多くのブロックを入れることができるので簡単になるかもしれない。でも、作るからに最小構成で作りたい。密に入り組んだ二重螺旋が、絡み合っているようなものを作りたいのだ。
 もちろんこれもピストン機構を組み合わせて全自動で登れるようにするつもりだ。
 巻く方向が異なるものを絡ませると、どこかしらで交差してしまう。その交差すらも巧みに取り入れて、見た目に対称性のあるタワーの建造を目指している。
 ぼくは、実際にレゴブロックののようなものを渡されてもバネのような渦巻く形状のものを作ろうとしてしまう。具象物には目もくれず、抽象的で対称性の高い構造物を作ろうとしてしまう。きっとぼくの頭の中の立体感覚が、高さと繰り返すことの気持ち良さを求めているのだろう。DQBというバーチャルな世界でもまったく同じものを作ろうとしている自分に笑っている。
 ただ、絡まる二重螺旋構造をゲーム内の移動制約を守った上で構築するのは容易なことではない。今は小さなテストパターンで構造の基本を確認している段階だ。まだ、最序盤なのだがぼくの頭はすでにこんがらかってきている。