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称号が作れない

by 唐草 [2012/04/26]



 『キノコの仲間』
 これは、ぼくがモンハンで自分につけている称号だ。モンハンの場合、「キーワード」+「助詞」+「キーワード」の組み合わせで称号を作成できるため、様々な組み合わせを作ることができる。予想もしていないような意外な組み合わせで称号を作っている人もいる。
 ドラクエXにも似たような称号システムがある。だが、こちらは制約が大きい。
 「前半用キーワード」+「後半用キーワード」の組み合わせでしか称号が作れないのだ。
 それだけでも自由度が低いのに用意されている単語も魅力的なものが少ない。むしろ偏っていると言えるかもしれない。
 前半用キーワードには、修飾系の言葉が多い。例を挙げれば「伝説の」「真の」みたいな厨二色の濃いものや「元」「一流」のような接頭語系、「ダメダメ」「やわらか」などの形容詞っぽいものがある。後半用キーワードは一転して名詞だけである。「神さま」とか「魔王」みたいなRPGらしい単語もあるが、多くは「お父さん」だの「お姉さん」などといった家族系のものや「社長」や「サラリーマン」「デザイナー」といったリアルな職種のものが中心だ。そしてなぜか「歴女」やら「アラサー」、「メガネ男子/女子」などといったここ最近の言葉も少なくない。
 おもしろい組み合わせも少なからずあるが、それ以上に気がかりなのは開発サイドが「この組み合わせならおもしろくなるだろう」と考えて単語を選んでいそうな点だ。前半部に「自宅の」というのがあり後半部には「警備員」というのが入っている。前半部にゲーム内の地名とかがあるならば「警備員」の意味も広がっただろうけれど、それに類する単語は1つもない。職種として人数が多いとは言い難い「警備員」が入っているのは、明らかに「自宅の警備員」用だろう。
 選択肢は多いものの、組み合わせの幅が狭く独自性の高い称号が作りにくい。おかげで自分の称号が決められずに悶々とβテストをする日々が続いている。もう少し主張をまとめたら報告してみようと思う。
 製品版で称号のシステムが変更されていたらぼくの功績だと思って欲しい。