カレンダー

2012/04
     
       

広告

Twitter

記事検索

ランダムボタン

痛恨の一撃

by 唐草 [2012/04/28]



 数日前「DQX用にソファーを新調してしまいそうな自分が怖い。」と書いた。どうやらこの話、現実になってしまいそうだ。
 休みなので午後からずーっと座椅子に座ってDQXを楽しんでいた。せっせとレベル上げに励んでみたり、無謀にも強敵に手を出して死んでみたりと充実したRPGライフを送っていた。
 ところが、数時間後に立ち上がろうとしたとき、ぼくは体が発する危険信号を察知した。腰に強い違和感を感じたのだ。痛みと言うほど強い感覚ではないのだが、何かがずれそうな気配。もし、この違和感が初めてだったら、腰をトントンと叩きながらそのまま立ち上がっていただろう。それが危険信号だとも知らずに。
 何度も経験しているからよく分かる。腰に走ったこの違和感は、間違いなくぎっくり腰の兆候。このまま下手に動くと、腰に深刻なダメージを負うことになる。
 焦りは禁物だ。腰の筋肉に負荷をかけないようにゆっくりと腰を下ろし、座ったまま寝そべるように腰の筋を伸ばして緊張をほどいていく。大切なのは、腰回りの筋肉をイメージすることだ。過去の痛い経験から得た教訓を最大限活用して、どうにか最悪の事態を避けることには成功した。
 やはり、オンラインRPGをじっくり長時間遊ぶためには、快適な椅子が欠かせないようだ。腰に負担をかけずに座ることができて、立ち上がるときの負荷が少ない椅子。または、様々な体勢で座ることのできる椅子が必要なのだろう。
 製品版DQXは、もう予約してしまった。ゲームを買うことに一点の迷いもない。
 となれば、自分の体を守るために、よい椅子を購入することがぼくに科せられた急務だ。どう転んでも、あまり長時間遊ばないようにするという発想はぼくの中からは出てこない。
 長時間プレーによる痛恨の一撃がぼくの腰を破壊する前に最低10時間同じ姿勢で座れるソファーなり椅子を見つけなければならない。期限は8月の頭までだ。残された時間は多くない。急いで家具屋を回ろう。