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商品一覧を作ろう

by 唐草 [2014/03/04]



 消費税増加が控えたこの3月。増税への対応は楽では無い。しかもこのタイミング。小売業を営んでいる人々にとっては、決算などと重なり悪夢のような3月になっていることだろう。
 ぼくが契約している会社も、Amazon、Yahooショッピング、楽天を利用して通販を行っている。販路を少しでも広げるために多くのモールを利用しているのだが、手広くやっていると増税への対応が大変になる。
 どのモールにも、4/1より5%だった税率を自動的に8%へ変更してくれるオプションは用意されているらしい。
 ただ、一気に機械的に変えてOKかと言えばそんなことは無い。
 例えば、税込み2,980円で売っている商品があったとする。これを自動的に変更すると3,065円となる。
 しかし、2,980円という価格表示は、3,000円を超えないお得感を演出するために設定された価格だ。機械的に3,065円に変更されてしまうとお得感が無くなってしまう。価格を据え置くのは厳しいので、多少の値上げはせざるを得ない。だが、そもそも2,980円と言う価格は、破格のセール価格。どうせお買い得感が演出できないのならいっそ値上げをしてしまうべきか?と言うような葛藤が商品ごとにある。
 いったいどのように増税に対応すればいいのだろうか?たぶん可能な限り個別対応をせざるを得ないだろう。
 そんな結論から、全商品価格リストを作るという流れとなった。
 さて、そう言ったとき、みなさんならどうやってリストを作るだろうか?
 商品ページに1つずつアクセスして、情報を抜き取るだろうか?モールの管理システムにログインして、一覧ページをコピーして編集するだろうか?
 担当となった社員は、もっとも原始的と言いたくなる方法でリストを作ろうとしていた。そう、1ページずつ見て表を作っていた。
 その姿を見て、さすがに止めた。止めた理由は2つ。
 第一に時間がかかりすぎる。第二に精度に信用が持てない。
 担当に代わってぼくがリストを作ることにした。
 ぼくのやり方?それは、このサイトで培った技術をフルに活用するだけ。
 販売ページのHTMLをプログラムに解釈させて必要な部分を抜き出すだけ。テキスト検索と簡単な正規表現を書けばすぐ終わる。2サイト700アイテムのリスト化にかかった時間は、約1時間。まだまだ正規表現を書くのが遅くてイヤになる。精進せねば。