by 唐草 [2016/10/10]
最寄り駅でハロウィンのイベントが開催されるようだ。駅周辺にたくさんの看板が設置されていた。
道のりは長く険しいものだったようだが、ハロウィンもようやく日本に定着してきた感じがする。きっと裏で広告代理店とかが必死になっていたのだろう。でも、ここ何年かで受け入れられるようになったのには別の理由があるような気がする。
コスプレが、広く認知されたことが大きいのではないかとぼくは考えている。これで大人が仮装することの抵抗が薄まったのではないだろうか。
仮装とコスプレ。端から見ている分にはなんの差もないが、やっている側にとっては大きな違いがあるような気がする。知り合いのコスプレおじさん(妻子あり)を見ていてそう思った。
駅周辺には、黒とオレンジ色の看板があちこちにある。一目でハロウィンだと分かる配色だ。飲食店にスーパー、バス停と人の集まりそうなところには、不敵なカボチャの微笑みがあるといった具合だ。ぼくは、カボチャランタンの意匠が好きなので悪い気はしないが、ちょっと看板が多すぎるようにも思える。イベントを主催する商店会の必死さが空回りしているようにも感じられる。
オレンジ色に目を奪われたら、とんでもない場所に立っている看板に気がついてしまった。
神社の入り口にハロウィンの看板は立っていた。
さすがに鳥居に縛り付けるようなことはしていなかったが、いいのかこれは?よく分からないが、八百万的にはOKなのか?まぁ、いいんだろうなぁ。懐深いなぁ、八百万の精神は。