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2014/12
 
   
       

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2014年を振り返って

by 唐草 [2014/12/31]



 お約束なので今年もやっておこう。大晦日らしく一年を振り返ってみよう。
 お正月休みを読書の休みにしようと企んでいた。でも、風邪をひいたりしているうちに図書館が休館になってしまった。古い推理小説を山ほど読む計画は、一冊の本を手に取ることなく頓挫した。じゃあ、代わりに何を読むか?ここの過去ログでも読んで、筆者が選ぶベスト記事(自己満足)でも発表するのはどうだろう?年末らしくて良いのではないか?
 と考えたんだけれども、結局それもやらずじまい。
 今年の記事は、読み直すにはまだ早い。もう少し寝かせておかないとぼくの中の生々しい感情がよみがえってしまい客観視できなくなってしまう。自薦過去ログ企画は臭いものに蓋をするように立ち消えてしまった。
 無計画な企画の頓挫が続いた年末。休みが長いせいで順調にダラダラできている。自堕落な生活の中で妙なスキルを身に着けることになった。
 訳あって、鶏の砂肝の下処理ができるようになった。焼き鳥では砂肝が一番好きなぼくにとっては悪くないスキルだが、下処理の手間を考えると自力で砂肝の串焼きを作ろうと思うことはない。今後、焼き鳥を食べた際に今まで以上に感謝の気持ちを込めるぐらいだろう。役に立たないスキルを身に着けたものだ。
 一年を振り返ろうと筆を執ったものの、なんだか年末の愚痴になってきてしまった。いけない、いけない。軌道修正をせねば。
 今年もドラクエXの関係で、実世界では縁も所縁もない方々に出会えたのは収穫だった。まるで縁のない世界のことを見聞きするのは実に興味深いものだ。そういう点ではオンラインゲームも悪くない。
 社会人になると職種によっては完全に閉じた環の中で活動することもあり得る。合理的かもしれないが、ちょっと刺激に欠ける毎日になることだろう。
 ぼくは非常勤講師というポジションにいるので、今年だけでも100人ぐらいの学生を見てきた。先生と学生という関係に過ぎないが、様々な刺激があった。この仕事に関しては良い意味・悪い意味両方で退屈のしない一年だっと言えるだろう。
 他にもいくつかの出会いと別れがあった。すべてがすべて良い結果というわけではなかったが、色々と学ぶことは多かった。
 それらの出来事を通してぼくは多くの選択をしてきたのだろう。ある時は大胆に、またある時は慎重に。その結果が、ぼくを今のこの場所に運んできた。去年と比べて天変地異が起きたかのような大きな変化はない。でも、ちょっとだけ見晴らしが良くなったように思える。穏やかにだけれど確実に何かが動いている感触はある。このまま進めば、来年は今よりちょっとだけ視界が開けそうな予感がある。
 2015年も楽しんでみようじゃないか。