カレンダー

2012/06
     
       

広告

Twitter

記事検索

ランダムボタン

診断結果

by 唐草 [2012/06/14]



 今日も妄想RPGネタで進むつもりだった。でも、おもしろいものを見つけてしまったので急遽変更。
 それは、『文体診断ロゴーン』というサービス。2010年から存在するサービスのようだけれどぼくは知らなかった。
 これは、入力された文章を形態素解析して類似した文章構造の作家を教えてくれるサービスだ。ぼくより正しく形態素解析を活用しているサービスとも言える。
 比較対象となっている作家のチョイスに偏りがすような気がするけれど、実におもしろいサービスだ。早速、毎日書きためている駄文を投入して解析を行ってみた。
 数回の結果の平均値と見たところ、ぼくの文体は浅田次郎先生に近いらしい。ここ最近の文章の7割ぐらいが「浅田次郎に最も類似している」という結果を返し、残りも類似率2位か3位に浅田次郎先生の名前が挙がっている。
 どの文章を解析してもほぼ同じ結果になると言うことは、ぼくの文体が安定していると言うことなのだろう。
 試しに、6年ぐらい前の文章を解析してみた。結果はバラバラだった。ネットウケの良さそうな表現を無理に取り入れたりしていた影響もあるだろうが、書き方自体が安定していなかったのだろう。
 3年ぐらい前の文章を解析させると浅田次郎先生の名前が挙がるようになってきている。それでも様々な作家の名前が挙がっていて、ここ数ヶ月ほどの安定感にはほど遠い。
 実は数人の作家の文体を真似しようと試みたことがあるのだけれど、いずれも失敗に終わっている。平易そうに見えた文体は単純なのではなく、極限までそぎ落とされた表現だったのだ。簡単に真似できるものではなかった。
 浅田次郎先生の文体が優れているかどうかは分からない。なにせ一冊も著作を読んだことがないので……。ぼくの文体が安定してきたことは好ましい。でも、読んだことのない作家に類似してしまったことが不思議でしかたない。