by 唐草 [2014/06/07]
先日、3億円するスーパーカーPagani Zondaが日本にやってきたので見に行こうか迷っているという記事を書いた。結局、見に行くことはなかった。
やはり1億円を超えるようなスーパーカーは、庶民とは縁遠いものなのだ。
なんて思っていたらとんでもないチャンスが巡ってきた。
とあるショッピングモールでKoenigsegg CCXが展示されるらしいとの情報をつかんだ。
この情報を知った時、冗談抜きで目を疑った。だって、Koenigseggだよ!?
イベントなどでスーパーカーが展示されることは、たまにある。フェラーリ、ランボルギーニなんかはブランド名も浸透しているのでネームバリューで人を呼べる。車にそんな詳しくない人だって、この2つのメーカーぐらいは知っているだろう。
でも、今回のイベントで展示されるのはKoenigsegg。
知ってる?
Koenigseggは、スウェーデンのスーパーカーメーカー。自動車好きなら知っているかもしれないが、日本でのネームバリューは極めて低い。一体、こんなマニアックな車を展示して何がしたいんだ?ぼくのような自動車好きは歓喜だが、これで客が呼べるのだろうか?
しかも、展示されるのはKoenigsegg CCXだけじゃない。Pagani Zonda C12Fまで来ると書かれている。なんてマニアックなチョイス。有名なブランド名に惑わされるような安っぽい展示とは違う、本当の自動車好きが企画した展示にしか思えない。なお、お値段は1億円を軽く超える。2台合わせてじゃなくて、それぞれが。
という訳で、ふらふらーっと自動車を見にいってきた。そして、1時間ぐらい魅了されてきた。その魅力を語りだしたら止まらないので止めておこう。なんだろう、存在感の格が違うとしか言いようのない空気があった。
このマニアックな展示は、映画『Need for Speed』のプロモーションだった。アメ車が活躍する映画に1800円払う気もないし、タダだって見に行かない。でも、CCXとZondaが見られるのなら1800円ぐらい出しても構わない。映画なんて、実車の前ではゴミ同然。