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水出し

by 唐草 [2014/06/10]



 暑くなってきた。こうなってくるとコーヒー好きのぼくでもホットコーヒーを飲みたくなくなることがある。ホットではなくアイスが飲みたい。
 だが、家でアイスコーヒーを淹れるのは楽じゃない。 
 我が家にはペーパードリップのための道具しかない。そのため、アイスコーヒーを飲みたかったらホットを淹れて、冷ましてから飲むしかない。冷ますのだって気温が高いと一苦労。去年の記事にも書いたような気がするが、アルミのボウルに熱いコーヒーを注いで水冷で冷ましている。
 アイスコーヒーへの強い情熱がなければ、ここまではできない。それに強い情熱があったとしても、毎日はここまでできない。
 なにか簡単にアイスコーヒーを淹れる方法は無いだろうか?
 そういえば、水出しコーヒーというお湯を使わない方法があったはずだ。それを試してみよう。そう思ってネットで水出しの方法を調べてみた。
 専用の道具を使う本格的な水出しの方法も紹介されていたが、もっとお手軽な方法があるようだ。基本的には麦茶の入れ方と同じ。ティーバッグにコーヒーの粉を入れて、それを水につけて一晩待てば出来上がり。
 これは簡単だ。
 と思ったが、豆に注意と書かれていた。
 水出しは、お湯に比べ味が出にくい。そのためよくローストされた豆でないと味が薄くなってしまうと書かれていた。確かにコーヒーショップにはアイスコーヒーブレンドが売られているが、そういう理由があったのか。
 だが、ここで大きな問題にぶち当たる。
 ぼくが愛飲している豆は、ローストの浅いタイプで、苦みよりも酸味が強いホットでおいしい豆だ。これって、水出し用には最悪な豆らしい。すっかすかの味になるとネットには書かれている。
 うーん、だからと言って水出し用の豆を買うと使い切る前に酸化してしまいそう。やはりぼくの好みを考えるとホットを淹れて冷やすというのがベストなようだ。