by 唐草 [2024/04/11]
Windows標準のメールアプリは、メモ帳やブラウザなど他のOS付属アプリに比べて印象が薄い。印象が薄い理由は、OSのバージョンが変わるたびにコロコロと名前た見た目を変えてきたせいかもしれない。
古くはOutlook Expressという名前だった。OfficeにバンドルされているOutlookの簡易版的な位置づけだったこともあり同じ名前を冠していたのだろう。ところが、最近では「メール」という何のひねりもない名前になっていた。macOSと同じでOS標準アプリは機能を示す単純な名前のほうが良いと考えを改めたのだろうか?
数ヶ月前のアップデートでメールアプリの名前がまた変更された。新しい名前はOutlookだった。しかも、OfficeにバンドルされていたOutlookと統合されたようだ。Microsoftが提供するクラウドメールサービスの名称もOutlookだ。GoogleのGmailと同じようにサービス名とアプリ名を統合してブランドを強化するのが狙いなのだろう。
急な名前の変更には戸惑ったが、移行の動線がしっかり用意されていたので実害はなかった。新アプリの出来もいい。ぼくはこのまま新しいOutlookを使っていくだろう。
だが、どうしても気になって仕方ないことがある。
新Outlookのアイコンには、新しくなったことを示すNewがの文字が書かれている。
アップデート直後は、変更を理解をさせるための措置だと気にもとめていなかった。だが、それから数ヶ月経った今でもデカデカとNewと書かれたままだ。
Outlookのアイコンに乗っかったNewは、いったいいつまで続くのだろう?
個人的にはイベント開催中のスマホゲームのアイコンみたいで気に入っていない。なにより「とりあえずNewを付けておけ」という短絡的な発想が、バージョン管理できない人のファイル名みたいでイヤだ。
このままだと他のOS標準アプリも更新のたびにNewが付きそう。
それならば、いっそ次期WindowsにもNewを付けるぐらいやってほしい。
WIndows 12 New。