カレンダー

2016/03
  
  
       

広告

Twitter

記事検索

ランダムボタン

脱税の危機

by 唐草 [2016/03/03]



 今日は、確定申告をした。ぼくのようにいろいろな場所で働いていると、さまざまな組織から給与が振り込まれる。どの企業も自社が脱税したことになるのは避けたいので、目一杯に所得税を源泉徴収してくる。仕事嫌いのぼくは雀の涙ほどのお金で細々と生きているだけなのに、まるで高給取りのような手厳しい源泉徴収がぼくの財布を痛めつける。
 素直に黙っていたら、何万円ものお金を余計に納めていることになってしまう。
 だから面倒だけど絶対に確定申告をしている。事務作業は大キライだけど、これだけは欠かせない。というか、還付してもらわないと家計に響く。
 それにしてもWebのおかげで確定申告も楽になったものだ。もし、用紙だけ渡されたら知識のないぼくは何もできないだろう。何の欄に何を書けばいいのかサッパリ分からない。今は、国税局のWebにあるフォームから簡単に申し込める。
 もう慣れたもので、淡々と値を入力していく。やる前は一大事業のような気分のする申告作業だが、始めてしまえばWebフォームの分かり易さもあってあっと言う間に作業が進む。特に今年はサイトが更新されたので、さらに簡単になっていた。
 最後に還付または追加納付額が表示される。
 その額が、想定より遥かに大きかった。例年の収入から概算した値の1.5倍ぐらいの額が表示されている。
 何かおかしい気がする。よく見たら、致命的な記入漏れがあった。
 ただ、このまま黙って提出すればものすごい額が還付される。でも、脱税だよなぁ。後々面倒な事になるのもいやだ。素直に直して善良な納税者となろう。
 という訳で、今日の記事はぼくが国からだまし取らなかった数万円の価値があります。