by 唐草 [2016/03/14]
いくら何でも、今日は寒すぎやしないだろうか?
来週には桜の開花が予想されているというのに何なんだこの寒さは。朝から降り続く雨が、いつ雪に変わっても不思議はない寒さだ。山沿いでは、雪になっているところもあると聞く。本当に3月中旬なのだろうか?
今日が、1ヶ月前の2月初旬だと言われても何の不思議もない。いや、むしろその方が納得できる。
今、この文章を書いているぼくの作業部屋は恐ろしく寒い。足下のハロゲンヒーターでは寒さに太刀打ちできない。これぐらい寒いとハロゲンヒーターなんて、ただのオレンジ色の光を放つ妙な形の照明機器でしかない。オレンジ色の光は目に暖かいが、足先は冷えたままである。
体のどこよりも冷えているのが、指先だ。
指だし手袋をして防寒しようとしたが、思うように指が動かせずまったくタイプが進まなくなってしまった。タダでさえ遅い一本指打法が、ミスタッチだらけで一向に進まない。だからといって、手袋を外せばいつもの速度に戻るかというとそうでも無い。
手がかじかんでうまく動かない。
指先からは血の気配が消えて、不健康な病人のような白い手になっている。それでも手袋をしているよりはマシなので、寒さと戦いながらこの文章を打っている。
先週の中頃は暖かかったので、体の冬モードは既に解除済みだ。一度持ち上げられてからの落下なので、より寒さが堪える。早く暖かくなってくれ。